2013年1月24日木曜日

伊藤忠食品様と賛同メーカー様から食品の寄付をいただきました!

こんにちは、事務局の山内です。

伊藤忠食品様と賛同メーカー様から食品の寄贈をいただきました。


先日、伊藤忠食品様主催の食品展示会が行われました。
そこで出展された企業様のうち賛同企業様と伊藤忠食品様が展示した食品を寄贈いただきました。
当日は合計100社以上のメーカー様から食品をいただきました!

この寄贈食品を展示会の会場へ、当団体のボランティアの方々と取りに伺いました。


(寄贈いただいた食品の積み込み風景)

そして、翌日寄贈いただいた食品を当団体ボランティアの方々10人以上によって仕分けをしました。
どんな食品がどれだけの量あるのか?賞味期限は?などをチェックしました。

(寄贈いただいた食品の仕分け作業風景)

炊き出しをおこなっており配布しやすい食品を必要とする団体、
施設内で食事を提供しているため調味料を必要とする団体など、
各施設・団体によって必要とする食品が違います。

そこで、必要とする方たちへ必要とする食品をお渡しできるよう、
どのような食品がどれだけるのかを把握するために行いました。

もちろん、企業様へもどのような食品をどれだけ寄贈いただいたのもきちんと報告しました。
こういった細かな報告が信頼される団体創りに繋がると考えております。

(寄贈いただいた食品の受け取り風景)

このように、セカンドハーベスト名古屋では寄贈いただいた食品をきちんと管理して、
必要とする方たちへ必要とする食品をお渡しできるよう気を配っております。

伊藤忠食品様ならびに賛同企業様、
そして、1日がかりで仕分け作業をしてくださった当団体ボランティアの方々に感謝いたします。
本当にありがとうございました!


2013年1月16日水曜日

普段の活動

こんにちは、事務局の山内です。

今日は私たちの普段の活動をご紹介します。

月曜日と火曜日と木曜日は、
セカンドハーベスト名古屋の事務所前は市場のように野菜がずらりと並びます!

(野菜を当日取りにくる団体ごとに仕分けをしている様子)

ある野菜の仲卸(卸売業者からセリによって大量に仕入れた品物を、
スーパー等に細かい単位に分けて販売する業種)の企業さんから
毎週月・火・木・金に寄贈いただいております。

いただくのはは「まがったキュウリ」「表面が少し黒いニンジン」「一部がへこんだカボチャ」など、
品質に問題が無いものの売ることができない野菜たち。

(まがったキュウリなど)

売ることはできないけど、ほんの少し手を加えるだけで十分食べられます!

いただいた野菜は当団体ボランティアさんと、
その日取りにくる施設・団体の職員さんの手によって仕分けをして、
倉庫内にある他の缶詰やジュースなどと一緒にお渡ししています。

一昨年からはじまった野菜は今では年間20トンほどになり、
食費を削るため野菜が不足しがちな生活に困った方々などにとっては
大切な栄養源となっています。


野菜を受け取った団体・・・例えばある母子寮では
職員の方の手によって1家族分に小分けしてきれいにならべ、
必要とするお母さん方へ配布していただいています!

(ひと手間加えて、きれいに並べられた野菜たち)

ちょっとしたひと手間で食べ物として生まれ変わりました!

この「ひと手間」がもらう人にとって、とても大切だと感じ
このひと手間をかけてくださっている、パートナー団体の皆さんの存在を大変ありがたいと感じています!

2013年1月11日金曜日

セカンドハーベスト名古屋の被災地支援について

こんにちは、事務局の山内です。

本日(1月11日)は、東日本大震災から1年10カ月の日です。


震災直後、当団体ではフードバンクとして何か被災地へ支援ができないか?を考え、
様々な団体と協力し「ごはん応援箱」をはじめました。

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ごはん応援箱とは・・・
協力者の方々につくっていただいた食料品の詰めわせを被災地へ届ける活動。
PartⅠ、Ⅱにて2,960箱を被災地へ届けた。
2012年12月末まで、第3弾「ごはん応援箱PartⅢ」を行っていた。
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12月末で受付を終了した「ごはん応援箱PartⅢ」について、ご報告です。
合計627箱を福島県にお住まいの原発被害者の方々へ届けることができました!


(ごはん応援箱を受け取った様子)


ごはん応援箱を心を込めてつくっていただいた御協力者の皆様、
本当にありがとうございました。

現地にてひとつひとつ丁寧に配布していただいた皆様、
本当にありがとうございました。

(ごはん応援箱の受け渡し風景)


2HNではごはん応援箱の他に、企業が保有していた災害備蓄用の水を
福島県の仮設住宅などにお届けしました。
(トヨタ自動車田原工場様6.7トン、ソニーグローバルソリュージョンズ様1.5トン、日本生命様8.4トン)


これらは、すべて企業様に運賃を負担していただいており、
さらに現地NPOのご協力のもと一人一人に届けていただきました。

(水の配送風景)

(水の受け取り風景)

これら被災地支援でもそうですが、フードバンク活動も企業・パートナー団体・支援者・ボランティアの方々のおかげで成り立っていると感じました。

2013年1月7日月曜日

新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。

昨年は、協力企業様、パートナーの皆様、
そして日常活動を支えて下さった会員の方々、関係者の皆様のご協力によって
充実した活動の1年間を過ごす事ができました。

一昨年は、大震災被災者支援の「ごはん応援箱」を中心とした活動で年を越え、
新年も「ごはん応援箱(おやつでいっぷく)」の準備から始まりました。

この(おやつでいっぷく)が終了した後も、名東ロータリークラブ米山会長を中心に
「ごはん応援箱」(第3騨)での被災地支援を継続しました。
この「ごはん応援箱」は、福島原発事故のために避難を余儀なくされている
被害者の方々にお配りしました。

大震災後、物を大切にするというというかエネルギーを無駄に使わない動きが強まり、
企業からのご提供が増えてきました

また、セカンドハーベストジャパンの活動がしばしばメディアで紹介されて、
その恩恵を受け、地元からご協力いただける企業や個人の方も多くなりました。

また、円高の影響をもろに受けて東海地方の製造業は苦戦、
そのあおりで失業されたかたも多く、我々の食料品を希望される施設・団体も増加しました。

新しい仕事がどんどん出てくる中、4月から山内大輔さんが着任、
得意のITを生かして広報活動も充実し、駆けつけてくださるボランティアの方も増えました。

そうしてお惣菜など新しいアイテムに取り組むなど夢中で過ごしている内に1年が終わり、
集計しましたら630トン程の食品を集めて配った事がわかりました。(一昨年は208トン)。

今年は、より中身の濃い活動、フードバンクの地産地消を合言葉に、
地元で集めて地元のボランティアの方が地元で配布する活動に徹して行きたいと思っております。
どうか、よろしくお願いいたします。

事務局長 本岡俊郎