2012年3月25日日曜日

シンポジウム、無事、終了しました。

3月24日、JICA中部なごや地球ひろばで開催された、第2回フードバンクシンポジウム(テーマ:【MOTTAINAI】今だから考えよう。)は、およそ160名あまりの方々の参加を賜り、無事、終了することができました。ありがとうございました。
高月様からは、家庭から出るまだ食べられる食料品の実態から、飽食と食糧廃棄が同居する日本の現状について、ご自身が描かれたイラストを交えて、ご説明を賜りました。
チャールズ様からは、セカンドハーベストジャパンによる、社会的弱者や東日本大震災被災者への支援活動とともに、支援を阻む問題について、動画を使ってのご説明を賜りました。
大学生の森様からは、高校時代に出会った『世界がもし100人の村だったら』という本に啓発されて、食糧支援を通じた社会活動に関心を持ち、農学部に進学されたそうです。東日本大震災被災地に飛び込んでの活動について、自作の詩と共にご自身で描かれたイラストや宮城県にある放送局の取材番組を交えながら、説明がにありました。また、「(自らを支えてくださる皆様のおかげで、こうしてご飯をいただくことができることに、)感謝して、いただきます。」と必ず唱えて、ご飯をいただいてほしい、というお話がありました。
参加された皆様には、きっとや、なにがしかの気づきを持っていただくことができたのではなかろうかと思います。
気づきだけでは「MOTTAINAI」、大きなことはできなくとも、小さな実践をコツコツと、という思いを新たにしました。
シンポジウムに参加してくださった皆様、高月様、チャールズ様、森様、そして、シンポジウムを支えてくださった多くの関係者の皆様に、心から感謝いたします。

また、こうして、皆様と研鑽の場に恵まれますよう、願ってやみません。(斉場)