当団体の拠点のひとつである「フードバンクぎふ」での取組をご紹介します。
「フードバンクぎふ」は「NPO法人たすけ愛おおがき」「弁護士法人ぎふコラボ」が中心となり、
岐阜県大垣市・美濃加茂市周辺で活動しております。
6月22日(土)、23日(日)岐阜県美濃加茂市生涯学習センターにて、
「ソニー美濃加茂工場閉鎖撤回を求め、労働者の雇用と生活・地域活動を守る岐阜県民の会」主催の相談会が開催され、その相談会に来た方へ食品をお渡ししました。
(相談会チラシ)
(相談会会場の美濃加茂市生涯学習センター)
今年の3月末に美濃加茂にあるソニーの子会社工場が閉鎖したために、
1,800人以上の失業者がでました。その多くはブラジル・フィリピン人を中心とする外国人です。
そのため相談会ではポルトガル語、タガログ語、英語の通訳の方もいらっしゃいました。
その他にも労働組合や税金の専門家、弁護士など10名以上のスタッフの方がいらっしゃいました。
(相談会の様子)
会場では相談に来た方へ、パスタ・乾麺・トマトソース・お菓子などをお渡ししました。
前回、前々回の相談会ではそれぞれ40名以上の方へお渡ししており、
今回私がお邪魔した時には、すでに30名以上の方へお渡ししていました。
(食品を渡す準備をしているスタッフの方々)
無料で食品をもらえることに多くの方は驚いていましたが、
受け取られると皆さん笑顔で御礼を言われていました。
東海地方には37万人の外国人が住んでいます。そのうち約1~3割が生活に困っていると言われています。
当団体ではこの方々が多く住む地域に拠点を設け、企業から食品を直接届けていただき、
その地域のNPOやボランティア団体と協力して、必要とする方へ食品を届けております。
こういった活動を通じてセカンドハーベスト名古屋では、
「誰もが食べるのに困らない社会」づくりを目指しております。
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セカンドハーベスト名古屋ではフードバンク活動に参加していただける方を募集しております。
参加方法は以下の3つです。
①時間の寄付
名古屋市東区にある事務所で普段の活動に参加していただきます。
食品を引取るドライバーや在庫管理の作業をお手伝いいただいております。
②お金の寄付
フードバンク活動は無償で食品を提供していただき、無償で配布する活動のため、
運営資金(例えばガソリン代や高速代など)を得るのに大変苦労しております。
資金面でフードバンクを支えてください。
③食品の寄付
フードバンク活動は企業・個人の方からの寄贈いただき食品によって成り立っております。
ご家庭や職場(例えば会社が備蓄している非常食や水など)で余った食品がありましたら
ご寄付ください。
詳しくはコチラ
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