今回は「オレンジの会」にうかがいました。
以前は「名古屋オレンジの会」でしたが、
広く東海3県で活動したいということで、最近、名称変更したそうです。
現在、障害者総合支援法に基づく“地域活動支援センター”を
名古屋駅周辺で3か所運営しているそうです。
私たちが訪問したのはそのうちの一つ「交流広場ライフアート」でした。
名古屋駅近くのマンションの2室を改造して、
ひきこもり・ニートなどの16歳から60歳の人が日中参加して内職をして過ごす施設です。
他の2施設では喫茶やパン作りなどをしています。
私たちが訪ねた日は、10人ほどが集い、自動車の部品を検品する作業をしていました。
実績に応じて賃金が払われているそうです。
(内職の部品)
ちょうど昼食時になったので、一緒にいただきました。
今日のメニューはセカンドハーベストから配布したデミグラスソースを使ったハヤシライスで、
おいしくいただきました。
また、最近配布したクッキーは休憩やおしゃべり時にいただき、ホッとできると好評でした。
(昼食)
施設長が女性のせいか、女性の通所者とのおしゃべりに花が咲いていました。
こうした会話に慣れることも回復には大切なようです。
(施設長さんとスタッフ)
ここに通所できるまでに手紙や訪問での関わりを持ったり、
就職への意欲の出た人には履歴書の書き方や面接の練習をしたりと、
多様な支援をしてみえるのが印象的でした。